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エログロ専用SS
22 BRA 内容確認 05/04/22 16:46:15 ID:??? 同日 午後五時 廃校 美浜ちよが、やることをひととおり終え席に戻ると、タイミングを見計らったみたいに 周りの人間たちが起きだした。 「な、何よ、ここ」 「学校じゃあ………ないよな。え、後藤、なんでいるんだ?」 「おい、なんか臭くね」 「榊………。一体何が起こったと思う?」 「判らない」 突然、がらり、と前の扉が開いた。みんな一斉に静まる。 入ってきたのは木村だった。 「いやあ、静かになりましたね。いつもの授業もこのくらい静かならいいんだけど。 そうそう、後藤くんは今日から三組のメンバーになりました。仲良くするように」 木村はいつものように教壇にあがり、ポケットからチョークを取り出した。 「えー、みなさんは、『生者必滅、会者定離』という言葉を知っていますか?」 そしてそのまま黒板に「生者必滅、会者定離」と書き出す。 「神楽くん、判りますか?」 「え、えーと」 いきなり当てられた神楽は、戸惑いながら、周りをきょろきょろと見回した。 「そんなことよりこの状況はなんなんですか?もう合宿が始まってるんですか?」 「生者必滅、会者定離とは、生きている者は必ず死に、会ったものとは、必ず別れ別れに なるということです。つまり、人との出会いは大事にしましょうね、ということが、 この言葉には込められています」 木村はそこで、ゴホン、と咳払いをして、袖で額の汗を拭いた。 「では、『常套句』という言葉は知っていますか?大山くん」 「決まり文句、という意味です」 大山は即答した。 「その通り」 木村はいつもの、だらんとした体勢のまま言う。 「今から私は、あなた方に常套句を言わなければなりません。すなわち………」 木村の眼鏡がキラリと光った。 「あなた方には、今から殺し合いをしてもらいます」
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